大阪社保協/介護と市民の老後を投げ出す大阪市廃止・分割に反対しましょう

大阪市を廃止・分割するための「住民投票」の11月実施が予定されています。もし「賛成」が多ければ5年後に大阪市は消滅します。大阪市がなくなれば介護保険と市民の老後はどうなるでしょうか。

★財源と権限を失った「特別区」は火の車

 人口270万人・日本第2の政令指定都市である大阪市を廃止し、人口60万人~75万人の「特別区」(淀川区、北区、中央区、天王寺区の4つ)に分割するのが特別区構想です。これによって、それまでの大阪市税の7割近くは大阪府税となり、政令指定都市の権限や都市計画や水道、消防などの仕事も大阪府に取り上げられます。また、2万5千人の大阪市職員のうち9千人は大阪府へ行ってしまいます。新しくできる4つの「特別区」は財源も人材も権限も足りない「半人前」の自治体です。

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