和歌山県社保協/医療法等改定法案(病床削減推進法案)が成立

今年度予算で病床削減は1万床規模にのぼる(和歌山で150床廃止)

医療法等改定法案(病床削減推進法案)が5月21日(金)、参議院本会議で可決・成立しました。倉林明子参議院議員(共産党)は反対討論で、新型コロナ感染症の拡大で医療の逼迫が広がるなか、消費税を財源とした補助金で病床削減を支援することを法定化する」ものだと批判。今年度予算は195億円計上され、削減される病床数は1万床規模にのぼります。医師や看護師の体制後退にもつながります。
和歌山県では、2015年から2020年の5年間で987床の病院ベッドが減らされました(2021年2月開催の和歌山保健医療圏構想区域における調整会議資料より分析)。
2025年までに和歌山県はさらに2,121床の病院ベッドを減らす計画です。2021年度の和歌山県予算によると、病院ベッド削減のために6億5800万円(廃止150床計画)が充てられています。
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