全労連/年金改革法案可決成立

28日 、参議院厚生労働委員会で 年金改革法 の 質疑が行われました。質疑後、法案は採択に付され、共産党を除く賛成多数で可決され、翌日29日参議院本会議で可決 ・ 成立となりました。
法改正の主な部分・施行 日 は 下記表 の とお り で す 。参議院厚生労働委員会では、 採決後 12 項目の附帯決議が採択されました (添付資料参照 。私たちの要請してきたマクロ経済スライドの廃止、最低保障年金制度の創設は、法案提出段階では盛り込まれませんでしたが、 「 新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう景気後退 や暮らし方、働きかたの変化に応じた状況も踏まえ、早期に検討を開始すること」「基礎年金の給付水準を引き上げるために速やかな検討を進めること」などの附帯決議にも示された通り、今回の改革法 では 「 安心 で き る 年金制度 に は な ってい ない」 不十分であるとされている ところです。ま た、 大臣 は 答弁 で も 、「 す べ て の 被用者 に 年金 が 適用 さ れ る こ と が 本来 あ る べ き 姿」 と 発言 し てい ます 。 今後 、 積極的に問題点を世論化して、年金制度の改善を求めて運動を強めていきましょう。

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