全労連/介護報酬改定0.7%小幅引き上げ方針

人員配置基準引き下げに懸念相次ぐ

12月 17 日、次期介護報酬の改定率について 閣僚折衝が行われ 0.7 の小幅の引き上げ で合意するなか 、第 196 回介護給付費分科会が 12 月 18 日開催され、審議報告(案)についての2回目の審議が行われ ました。 同 分科会 が 3月から 重ねてきた 次期改定に 関する基本的な考え方と主な改定内容について の報告案です 。 テクノロジーの活用のためと言 って 夜勤の 人員 配置基準 の引き下げや 、 ユニット型の定員緩和 、看護師と介護職の兼務 などが盛り込まれ ており、委員からは 、「 職員の負担が増える 」 、 「 ケアの質の担保に疑義がある 」 などの意見が相次 ぎまし た。 今日の審議を受け 、会長と事務局で 審議会報告を 取りまとめ、年明けには 具体的な各サービスの改定額が提示されます 。 現在、運営基準改定案について厚生労働省がパブリックコメント を 行っています 12/10 から 1/8 必着) 。現場の実態と声を届けましょう (パブリックコメント要綱の URL と全労連の要請は記事の最後につけています)。

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