第11回地域医療を守る運動全国交流集会が11月23日(月・祝)日本医療労働会館で開催しWEB配信されました。全国127回線でアクセスされ、兵庫県社保協では兵庫県保険医協会を中央視聴会場として8名が視聴。社保学校とも位置づけ、地域の病院統廃合反対で取組む「地域医療を守る会」にも視聴を呼びかけました。記念講演で「コロナ禍の日本~全世代型社会保障政策を撤回し、安心・安全の地域社会を」と題し、立教大学の芝田英昭教授が講演しました。
芝田教授は、「新型コロナに感染する人は自業自得だ」と回答するアンケート結果が海外各国に比べて日本が突出して多い結果(大阪大学三浦麻子教授ら調査)を報告し、日本では1950年代から健康維持を自助努力にいちづける方針を進めてきた背景を説明。病床削減、保健所体制後退を進めてきた政策と、「安倍政権の全世代型社会保障改革は、単純に全世帯の負担増を狙っているだけではなく、究極の目的は社会保障を縮小し健康・医療産業を財界の新たな儲け先として開拓していくこと」と解説しました。
加盟団体ニュース
兵庫県社保協/#いのちまもる医療・社会保障立て直せ!10・22 総行動、兵庫県下10か所70人超
沖縄県社保協/75歳以上 2 割負担ストップ、怒りのスタンディング 地域で共感を広げる
和歌山県社保協/和歌山県社会保障推進協議会第29回総会開催
社会保障の改善に向け、社保協として全力を尽くそう
11月21日、和歌山県社保協の第29回総会が行われました。今年はコロナの影響で規模を縮小して行い、12の団体から18名が参加されました。主催者挨拶で、琴浦代表幹事は、「今の政治はとても強権的な姿勢を続け、これまで多くの社会保障が削られてきた。社会保障改善に向けて、社保協として全力を尽くしていこう」と話されました。
総会の方針提案・19年度決算、20年度予算案は、賛成多数で採択されました。その後の討論の中で、県医労連からは現在取り組んでいる医療・介護従事者への支援を求める署名のお願いを、橋本伊都社保協の父川さんからは、毎月行っている事務局会議や消費税引き上げ反対等の宣伝行動、75歳以上の窓口負担引き上げ反対運動といった活動状況を話して頂きました。
静岡年金裁判に勝利する会/静岡年金裁判 傍聴に来て下さい 証人尋問です。
第19回口頭弁論(10月13日(火))で申請した証人が決定!
この「静岡年金裁判」は、全日本年金者組合静岡県本部の組合員55人が、2013年10月分から年金が1%引き下げられたことは、『憲法13条の「幸福追求権」、憲法25条の「健康で文化的な最低限の生活を保障する権利」、憲法29条の「財産権」に違反する。』として、減額分の支払いを求めた(提訴 2015年6月30日)裁判です。全国でも5000人を超える原告が提訴しています。去る、10月13日(火)15時30分から開廷された第19回口頭弁論で、原告側が申請した「証人」11名中10人が採用されました。しかし、被告側の「年金削減を行った当時の香取年金局長」の証人申請は却下されました。
全労連/介護署名行動 署名続々 中央社保協、東京社保協、全労連介護・ヘルパーネット
千葉県社保協/コロナ禍 STOP “介護崩壊”、利用者・家族・介護従事者の声届け 安心の介護を
大分市社保協/大分市社保協が結成されました
全労連/介護をよくするアクション月間実施中!
STOP介護崩壊!減収補填を30分で19筆 共感大きく市民自ら署名
「フェイスブックを見て駆け付けました」
介護に笑顔を!道連絡会は、大通公園で毎週水曜日に介護署名行動を行っています。
3年に一度の介護報酬改定まであと5ヶ月。 10 月 28 日、 3 回目の署名行動には 5 人が参加、 19 筆
が集まりました。寒くなってきたことが影響し人通りが少なくなっています。しかし、「新型コロナの不安から利用控えが続き、デイサービスの閉鎖が出始めている。職員は万全の感染予防策を徹底しているため、労働負担が増えている。国に決断を求めるための署名に協力を」と呼びかけると、引き返して自ら署名する市民が何人もいます。さらに、「フェイスブックを見て駆け付けました」と看護・介護系の人材派遣会社で働く方が署名してくれる嬉しい出来事も ありました。( 10/28 「介護に笑顔ニュース」 NO 35より)