75歳以上医療費2割化反対署名、急ピッチに広げよう!!
11月19日開催の厚生労働省社会保障審議会・医療保険部会は、後期高齢者の窓口2割化負担について、具体的な所得基準の考え方を示し論議しました。
2割負担化の導入を前提とした提示に対して、医療側の委員から、「コロナ禍で2割負担導入は社会不安を招く」「今回の見直しを見送るべき」との意見があった一方で、健保連など被用者保険の委員からは「後期高齢者⽀援⾦が増⼤」「原則2割とするべき」など、導入を進めるべきという意見が出されました。11月25日開催の財政制度等審議会(財務省主幹)では、受益(給付)と負担の不均衡を是正し、制度の持続可能性を確保するための改革が急務とし、医療の分野では、窓口負担割合の2割化を強調しています。「医療保険部会」は、年内にも意見を取りまとめる予定となっています。政府の「全世代型社会保障検討会議」も年内に「最終報告」を出す予定であり、75歳以上の医療費2割化の導入を許さないために、署名を急ピッチで取り組む必要があります。