障害が あっても あたり前に 働き 選べるくらしを 介護・福祉の拡充を求めます!!
3 月 10 日(日)午後、千葉市内で開催した「活かせ!憲法、障害者と人権を考える集い」には県内 14 団体・地域から 50 人が参加しました。千葉県職員労働組合、きょうされん千葉支部、障害者の生活と権 利を守る千葉県連絡協議会、社会保障推進千葉県協議会の 4 団体が呼びかけ開かれたものです。
「障害者と人権」をテーマに千葉県地域定着支援センター・センター長の岸恵子さんが講演。社会福祉 士・保護司である岸さんは、地域で障害者が「その人らしく暮らせる場所を」と障害者生活ホームの運営 などにも携わり、現在は刑務所など矯正施設から出所した人たちが、地域での生活に定着できるように支 援する仕事をしています。施設職員としての経験や地域での人たちから相談を受ける仕事が今の自分を作 っていると言います。「刑務所のなかには障害者や高齢者がたくさんいる」 「受刑者の 25%に何らかの障害 がある」 「福祉制度につなぐことができずに何度も犯罪をくり返し、刑務所に戻ってきてしまう人も多い」 と話します。 「帰る場所のない、身寄りのない障害者や高齢者にとって、障害者施設や介護施設と違い、刑 務所は唯一受け入れを拒まない施設」ということです。国の委託事業である「地域定着支援センター」は 「司法」と「福祉」をつなぐ架け橋としての役割を果たす仕事です。
詳しくは⇒千葉県社保協通信