「先行きが見えない…」融資・生活相談相次ぐ 帯広 新型コロナSOS緊急そうだん110番
4月28 日(火)帯広民商、帯労連、日本共産党帯広市議団は「新型コロナSOS緊急そうだん110番」を実施。午後1時半から午後7時まで行い30 人から商売・労働・生活相談が寄せられました。自営業者からは「歓送迎会シーズンだったが、キャンセル続きで収入源がない」(飲食)、「資金繰りをどうしたいいか」(清掃業)、「6月から現場が止まるかもしれないから、融資や雇用調整助成金を受けたい」(建設業)、「外国人労働者の派遣紹介ができず、売上がない。融資や家賃補助について詳しく聞きたい」(労働者派遣業)、「従業員に給与が払えない。退職させるか借入でつなぐしかないのか」(学習塾経営)など、多くが持続化給付金や北海道と帯広市の休業補償について問い合わせでした。
生活相談では「自分も妻も収入がかなり減った。受けられる補償があるのか」「3月末に解雇された。固定資産税や水道料金など滞納している」「失業して収入がない。生活費やローン返済どうしたら…」と深刻な相談が寄せられ、緊急小口資金や就学援助、公共料金の分納を勧めました。
多くの中小業者が終息の目途が立たない新型コロナウイルスに不安を抱える中、景気が回復するまで商売を維持しようと必死です。また、今回の電話相談で生活に関する相談が多く寄せられ、「今後の生活が不安…」といった声があがっています。 (「おびひろ民商」より)
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