424愛知共同行動/『地域医療構想』-「重点支援区域」第2次指定(8/25)

7区域中、5区域―10病院は再編統合計画が決まり、計画推進中の施設 

8月25日に発表された地域医療構想の「重点支援区域」7区域25医療機関の内、5区域―10病院は、すでに再編統合・新病院建設が決まり、具体的に基本構想・基本設計が具体化されている対象です。
政府・厚労省は、「重点支援区域」に対して「技術的支援」と「財政的支援」を行うとしています。つまり、再編統合・新病院建設にかかる莫大な経費への補助金を優先配分や上積み、計画推進時の障壁(様々な規制の解除や統合新築に伴う、既存建物の処分、病床削減や機能転換に伴う人員整理に必要な退職金等の優遇など)や経営形態の見直しにともなう諸整備など、「重点区域指定」を受けることで、少しでも負担を軽減(財政的、実務的)することが出来ることに依拠して指定申請を行ったものと考えられます。
見方を変えれば、国の補助金のバラマキと、地域医療構想の実現という国の意向に沿った計画への優遇措置で、施策誘導を推進しようとするものです!

NO68-病院再編新たな工程表(2020-9-15)のサムネイルNO69-重点区域指定の内容(2020-9-16)のサムネイル