国公一般/人権啓発の国立ハンセン病資料館で不当解雇

(国公一般からの要請内容を掲載します。ぜひ、ご協力をお願いします)

稲葉さん、大久保さんの不当解雇撤回のたたかいにご支援をお願いします

資料館の管理運営などの業務 は、厚生労働省が年度ごとに委託先を公募しています。
2016 年度から 19 年度 までは日本財団がその業務を受託してきましたが、 20 年度は応札せ
ず、関連団体の笹川保健財団に応札を依頼。 20 年4月からは笹川保健財団 が資料館の業務
を 受託 しています 。
笹川保健財団は、日本財団から 業務を引き継ぐにあたり、 資料館に勤務している職員を対象に 採用試験を 行い 、2人 の 組合 員 を 「 不採用 」 とし て職場から排除しました。 2 人の組合 員は、数年前から常態化して きた 資料 館内 でのハラスメントを根絶してよりよい職場環境を構築するため、昨年 9 月に当分会を結成し、精力的に活動してきました。今回の「不採用」により 自らの意思に反して職場から排除されたのはこの2人 だけであり、両財団が一体として行った「不採用」は 、組合活動を嫌悪・ 敵視 し、活動の中核を担う 2 人を排除するためになされたものであることが 明らかです。国公一 般は、このような組合 への攻撃は不当労働行為にあたるとして、 5 月 8 日 に 東京都労働委員会に救済の申し立てを 行い、両財団に対して「不採用」の撤回を命ずるよう求めました 。 新型コロナ禍の影響で、都労委での審判 開始 は 早 くて 7 月下旬 となっています。 また、裁判所でのたたかいも視野に入れてい ます が 、 い ずれにしても 相当の長期戦が予想されます。
国公一般はこのような状況の下 、 多くの 仲間とともに、 両財団に対し、労働委員会や裁判所の判断を待たずして 2 人の 組合 員を職場に戻す決断をするよう 求めていく 運動をすすめるとともに、 一方的に職場と誇りを 奪われた 2 人 のたたかいを物心ともに支えていく 所存です。 つきましては、 このたたかいに対するご理解と みなさんの温かい ご支援を 賜 り ますよう 何卒よろしくお願い申し上げます。

①ご支援のお願い→こちら
②支援要請リーフレット→こちら
③署名用紙(個人)→こちら
④FAX要請用紙→こちら
⑤不当労働行為申立書→こちら

202005国公一般笹川財団オルグ資料_05のサムネイル