市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書

市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書

厚生労働省は、令和元年9月26日、公立・公的病院の25%超にあたる全国424の
病院について「再編・統合の議論が必要な病院名」を公表した。その中に市立福知山市民
病院大江分院の名前が 挙がった ことに対して、市民は不安と戸惑 い を感じている。
大江分院は、平成27年度に国保新大江病院を引き継ぎ、市立福知山市民病院の分院と
してスタートをきり、地域医療の基幹病院として、訪問医療や在宅医療の強化を図り人材
育成にも努めてきた。経営状況も分院化以降、著しく好転し、市民病院本院を始め、他の
医療機関の後方支援施設として、地域医療の 重要な役割を果たしている。 また、 既に病床
のダウンサイジングなど、医療環境の変化に対応した取り組みが続けられて おり、地域に
とってはかけがえのない病院である 。
全国的に
人口減少が進み、病院経営 を取り巻く環境は 厳し い 状況 となっていくが 、地域
の医療環境を守っていくためには、国においても地域の実情を十分に踏まえた議論が行わ
れることが重要である。
よって本市議会は国に対して、下記の事項を強く求めるものである。


地域医療を支える市立福知山市民病院大江分院の意義・役割を十分に理解するととも
に、今後の存続を強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年
10 月 23 日

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